【あなたは使いすぎ?】トイレットペーパーは何センチ使う?標準量は?

トイレットペーパーの標準的な使用量 生活情報

トイレットペーパー値上がりしてるわよね。家族が多いから困るわ。

うちも!「少なく使って」とも言いにくいしね。適量ってどれくらいの長さなのかしらね?

NHKの『あさイチ』でやってたわよ。

知りたいわ!節約になるかもしれないもの。

こんにちは、tanuです。

最近、色々な物が値上がりし、毎日使うトイレットペーパーもだいぶ値上がりしています。

消耗品は無駄なく適正に使いたいものですね。

ということで今回は、トイレットペーパーの1回量って、どれくらいが適量なの?ほかの人はどれくらい使っているの?と気になっている方必見です。

トイレットペーパーの使用量ついてまとめました。

この記事を読んでわかること
  1. トイレットペーパーの1回量の平均の長さ。
  2. 製造メーカーが示す基準量。
  3. 大腸菌を通さないトイレットペーパーの厚み。
  4. より心地よい肌触りで使う方法。

では、詳しくみていきましょう。

ネイティブ記事内

トイレットペーパーの1回量の平均の長さ

日本レストルーム工業会が行ったアンケート、「温水洗浄便座の使用とトイレットペーパーの使用に関する実態調査結果」によると、1回あたりにとるトイレットペーパーの長さぼ平均は0.8mだそうです。

重ねる枚数だと4枚重ねにする程度の長さ。

シングル、ダブルでの使用量の差は無し、という結果でした。

では、トイレットペーパーを製造しているメーカーとしての、おすすめの使用量というのはあるのでしょうか?

担当者によると、「基準量はメーカーとしては定めていません。トイレットペーパーは衛生用品ですので、清潔に使う、肌に負担をかけないよう使うというのが基本で、これという使い方は決めていません」ということでした。

大腸菌が手につかないトイレットペーパーの長さは?

手が汚れないよう、意識的に多めに使っている人もいると思います。

トイレと感染症の予防に詳しい、山陽小野田市立山口東京理科大学の尾家重治教授によると、

「トイレットペーパーには、0.1㎜くらいのすき間があります。それに対し、菌の大きさはその1/100程度。トイレットペーパーをたくさん使い厚みを増せば、菌が手につく数は少なくなるとは思うのですが、10枚重ねにしようが、20枚重ねにしようが、基本的には菌は通ります。」とのこと。

尾家教授が、『大腸菌がトイレットペーパーを通過する実験』を行ったところによると、シングルのトイレットペーパーを4枚重ねだと大腸菌は4万4千個、8枚重ねにすると2万3千個、手(ビニル手袋着用)に付着したという結果がでました。

その結果をふまえ、

  1. 大腸菌はトイレットペーパーを通過してしまうという前提で使用する
  2. 菌の付着を考えて分厚くしても無駄な抵抗である
  3. 基本的にはトイレのあとは十分な手洗いが必要である

と仰っていました。

温水洗浄を使った後は、菌の数は1/10くらいになるんだって!

より心地よい肌ざわりで使う方法

シングルのトイレットペーパーには、おもて面と裏面があります。

おもて面は、肌触りがよく肌に負担をかけない設計になっているので、おもて面で拭くのが正解です。

おもて面には丸の模様が均一に入っていて、なめらかな肌ざわりになっているんだよ。長年の研究のたまものなんだ!

おもて面と比較するとデコボコしているのがわかるね。

ダブルのトイレットペーパーは。裏面同士を貼り合わせていているので、どちらもおもて面になっていることが多いそうです。

シングルのトイレットペーパーを使用する時は、おもて面で拭くことをおすすめします。

まとめ

今回はトイレットペーパーの長さと使い心地についてまとめました。

簡単に振り返ってみましょう。

①トイレットペーパーの1回の使用量は、平均0.8mで、シングルとダブルでの使用量の差はない。

②製造メーカーとしては、1回量の基準値は定めていない。

③トイレットペーパーをどんなにたくさん使っても大腸菌は手につくので、トイレの後はしっかり手洗いをする。

④温水洗浄をすると、大腸菌の数は約1/10になる。

⑤シングルのトイレットペーパーにはおもて面と裏面があり、おもて面の方が肌ざわりが良く肌への負担も少ないの。

ということが分かりました。

家族みんなで平均的な使用量を守ると、結構節約できそうですね。

何気ない行動の積み重ねで、お財布にも環境にも優しい生活を送っていきましょう。

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