2022年５月31日の夕方、経管栄養剤（口から食事が摂れなくなった方用の食事の代わりになる物）を整理していると、ある介護士さんに手招きをされました。
「たぬさん！たぬさん！ちょっと来て！いい物見せてあげる！」
私は、『ご入居者様の何か』を期待し、その職員についていきました。
すると、ご入居者様の前を素通りし、庭が見える掃き出し窓までつれて行かれました。
介護士：「見て見て！！」
tanu：「え？なになに？？」
介護士：「ほら！モンちゃん！私が名付けたの、モンちゃん。」
目の前には見た事のない色の『蝶』が！
いえ…、羽が広がっているので『蛾（ガ）』でした。
白い羽に、蛍光色の黄色と緑の間くらいの色が混ざっている羽。
10ｃｍくらいあるように見えました。
新潟出身の別の介護士によると、「森の中にいる蛾（ガ）だよ」とのこと。
スマホで写真を撮り、早速『Google画像検索』にて検索。
『オオミズアオ』という名前だとわかりました。
オオミズアオのモンちゃんは、おとなしくその場にいてくれたので、ご入居者様達と一緒にゆっくり観察ができました。
80歳を越している男性入居者様に見た事あるか伺いましたが、見たことないと仰っていました。
ご入居されて間もない、性格がシャイなご入居者様も、見た事ないとのことでした。
なんでここにいるのか？
名前はなんていうんだ？
見た事ある人はいるのか？
『オオミズアオのモンちゃん』が現れたことで、話が盛り上がり、楽しいひと時を過ごせました。
ネット情報によると、オオミズアオに遭遇することはレアで、良い事があるそうです。
この動画を見た方にも、良い事がありますように。
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