大根の葉の洋風ふりかけ (調理時間10分)

レシピ

一年中スーパーに売っている大根ですが、冬が旬の野菜です。

冬の大根はみずみずしく、甘みもあります。春から夏にかけての大根は少しスジっぽく、大根サラダや大根おろしのように生で食べると少し辛味を感じます。

旬の野菜は美味しいのはもとより、栄養価も高く安価で手に入ります。また、大根の葉がついたまま売っている時もありますね。そんな時は超簡単手作りで、栄養価満点のふりかけを作ってみましょう。

今回はお子さんにも食べやすいようにベーコンを使って洋風のふりかけをご紹介します。

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材料

大根葉  1本分(今回は約300g)

ベーコン 4枚くらい(今回はベーコンのブロックを90g使用)

ごま油  小さじ1

醤油   大さじ2

作り方

①大根の葉は小口に切ります。

②スライスしてあるベーコンは1㎝幅くらいにカット、ブロックの場合は薄切りにします。

③ベーコンをフライパンで少し焦げ目がつく程度に焼きます。

④続けて大根の葉を入れて、ベーコンから出てきた油を絡めるように炒めます。

⑤全体がなじんだら、醤油とごま油を回し入れ、更に炒めます。

⑥水分を飛ばすようによく炒め、葉から湯気が出なくなってきたら出来上がりです。

ご飯にふりかけて食べても美味しいですが、少量の塩と白ごまを加えてご飯に混ぜ込み『大根の葉のおにぎり』も美味しいですよ。

栄養

大根の葉の栄養について少しお話しましょう

大根の葉は、れっきとした『緑黄色野菜』です。他の緑黄色野菜と比較しても栄養価はかなり優秀で、β-カロテンが豊富に含まれています。人参には劣りますが、トマトと比較すると約7倍の含有量です。又、鉄分やカルシウムが他の緑黄色野菜と比べて豊富に含まれ、緑黄色野菜の代表格の人参と比較すると、鉄分は約15倍、カルシウムは10倍含有しており、栄養価の高い野菜です。

β-カロテン鉄 分 カルシウム
 大根の葉  3900㎍  3.1㎎  260㎎ 
にんじん6700㎍0.2㎎26㎎
トマト540㎍0.2㎎7㎎
100gあたり含有量

一般的に、鉄分やカルシウムなどの栄養素は不足しがちです。国民栄養調査の結果をみても推奨量に対して不足しています。

カルシウムは骨や歯の形成をはじめ、筋肉の収縮、神経伝達にも使われます。又、カルシウムの摂取量が不足し続けていると、骨粗しょう症になるリスクが高くなります。日ごろからカルシウムを摂取するよう意識したいものです。

β-カロテンは油を使った調理で吸収率が高くなるため、このようにベーコンと一緒に調理をしたり、ごま油などの油脂を使うことをお勧めします。大根の葉は捨てずに美味しく調理をし、不足の栄養を補いましょう。

まとめ

①大根は冬が旬の食べ物であり、夏に収穫された大根と比較し甘みがある。

②大根の葉がついたまま販売している時もあり、捨てずに調理して食べたほうが良い。

➡【結論1】なぜなら、大根の葉は緑黄色野菜であり栄養価が高いからである。

③特色として、鉄分、カルシウム、β-カロテンが豊富である。

④β-カロテンは脂溶性のビタミンであり、油と一緒に調理することで吸収率が高まる。

➡【結論2】よって、大根の葉をベーコン入りの洋風ふりかけにして食べることは、理にかなっている。

…ということになります。

 

いかがでしたでしょうか?

一度チャレンジしてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆様のお役に立てたらうれしく思います。

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