【5分でできる】新玉ねぎを使ったゴロゴロ野菜の簡単ポトフ

新玉ねぎを使った5分でできる簡単ポトフ レシピ

春が近づくと、みずみずしい野菜が店頭に並びに始めます。

新玉ねぎ、新じゃが、春キャベツ、たけのこ、菜の花…etc.

春野菜の中でも比較的お安く手に入る『新玉ねぎ』を使って作業時間5分で作れる簡単ポトフをご紹介します。

旬の野菜は栄養価が高く甘みも強いので、シンプルな味付けでも非常においしく食べられます。

春先に一度は食べておきたい一品をご紹介します。

普段野菜不足かな?と思われている方、玉ねぎが苦手な方、新玉ねぎが大袋で売っててたくさん買ってしまった方に、おすすめしたい一品です。

【この記事を書いた人】

tanu(たぬ)

現役の管理栄養士。30年以上現場の栄養士として働き、知り得た情報や知識を分かりやすく発信するサイトの管理人。

社員食堂(総食数3000食/日)、総合病院、仕出し弁当、スーパー総菜、障がい者通所施設、セントラルキッチン等経験し、2008年より特別養護老人ホームで就労中。

管理栄養士名簿登録年月;平成8年11月(管理栄養士名簿登録番号 7****号)

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5分でできる新玉ねぎを使った簡単ポトフの材料(4人分)

材料

  • 新玉ねぎ  2個(450g)
  • トマト   2個(360g)
  • ブロッコリー 中サイズ1株(180g)※今回は大サイズを1/2株使用
  • ウインナー 8本(160g)

調味料

  • 顆粒コンソメ 大さじ1杯(12g)
  • 食塩   ひとつまみ(1g)
  • 水    400㏄(材料が半分強つかる程度)
  • お好みで仕上げにブラックペッパー

5分でできる新玉ねぎを使った簡単ポトフの下準備

①新玉ねぎは皮をむき、4等分にする。(芯の部分はそのまま残してOK)

②トマトはよく洗い、4等分にする。(ヘタの部分は切り落とす)

③ブロッコリーは小房に分ける。(ブロッコリーを扱う際の注意点はこちら

準備はたったこれだけです。

5分でできる新玉ねぎを使った簡単ポトフの作り方

①シャトルシェフの内鍋に、新玉ねぎ、トマト、ウインナーの順に並べていきます。

※なるべく平らに並べましょう。

②調味料(顆粒コンソメ、塩)をふり入れます。

③水を加えます。

④加熱、沸騰したら、シャトルシェフの保温容器に入れ、2~3時間後には出来上がります。

↑加熱前の状態です。

水分が少ないように見えますが、新玉ねぎとトマトの水分が出てきますので、心配ありません。

シャトルシェフをお持ちでない方は、①お鍋の蓋をし、②熱い鍋をバスタオルでくるんで、③発泡スチロールの中に入れる事で保温調理が可能です。

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↑8時間後の状態です。水分量が増えているのが分かります。

保温調理なのでトマトの煮くずれなく原型を保っています。朝のうちにさっと仕込んでおけば、昼食(又は夕食)で食べられますね。(仕込み寝る前→朝食に食べるもOK)

⑤再加熱をし、具材とスープを熱々にしたら具材だけ先に盛り付けましょう

⑥残っているスープに、小分けにしたブロッコリーを入れ、歯ごたえが残る程度にさっと加熱します。

⑦先に新玉ねぎ、トマト、ウインナーを盛り付けていたところに、ブロッコリーとスープを加えて出来上がりです。

お好みで仕上げにブラックペッパーをふりかけてもOK!

こちらもご覧ください。シャトルシェフを使ったレシピです。

玉ねぎの栄養

玉ねぎの栄養で、だれもが思い浮かべる『血液サラサラ効果』があります。

それは玉ねぎの辛味成分でもある『硫化アリル』という成分の効果です。

硫化アリルの血液サラサラ効果は、生で食べた時に最も効果を発揮します。

では、加熱した玉ねぎは意味がないのか?

そんなことはありません。

硫化アリルは水溶性の成分ですので、スープの中に溶け出ます。

こちらのレシピは、水分量を少なくし、味付けも濃くしないことで、スープまでいただける設計です。

それ以外に玉ねぎは、『ケルセチン』というポリフェノールの一種が含まれています。

白玉ねぎは赤玉ねぎと比較し、含有量が少ないですが、美味しく食べて体に有益な栄養を得られるのはうれしいことです。

又、新玉ねぎは辛味成分が少ないので、玉ねぎが苦手な方でも召し上がれるのではないでしょうか。

生で食べる際は、水に長時間さらすとせっかくの硫化アリルが水に溶けだしてしまいます。サッとさらす程度にしましょう。

玉ねぎを切る時に目が痛くならない3つの方法

玉ねぎを切る時に、目が痛くなった経験は誰でもあると思います。

この目が痛くなる成分も『硫化アリル』なのです。

愛すべき『硫化アリル』であり、憎っくき『硫化アリル』でもあります。

目を痛くしないコツをまとめてみました。

①玉ねぎを冷やす

②風通しのいい場所(キッチンであれば換気扇の下など)で切る

③切れ味の良い包丁を使う

全て、硫化アリルの特徴を利用した対処方法です。

硫化アリルは気化する成分です。

①冷やした(気化しにくい温度)の玉ねぎを、②風通しの良い場所で、③細胞をあまり壊さないようなよく切れる包丁を使って切りましょう。

まとめ

季節の野菜は栄養価が高く、旬を食卓に取り入れることは栄養学的にみてとても理にかなっています。

今回は、比較的お安く手に入る『新玉ねぎ』を使ったポトフを紹介しました。

切って→鍋に並べて→水と調味料を加えて→加熱→保温調理

作業時間5分でできました。

玉ねぎの栄養面での特徴である『硫化アリル』は水溶性なので、スープまでお召し上がりください。

玉ねぎを切るときのコツは、①冷やした玉ねぎを、②風通しの良い場所で、③細胞をあまり壊さないようなよく切れる包丁を使って切りましょう。

普段野菜不足かな?と思われている方、玉ねぎが苦手な方、新玉ねぎが大袋で売っててたくさん買ってしまった方に、おすすめしたい一品です。

最後までお読みくださりありがとうございました。

この記事が、少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

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