スパイスカレーを作ったことはありますか?
難しそうなイメージのスパイスカレーですが、ご紹介するスパイスカレーは、インド人直伝の本格スパイスカレーなのに、初心者から上級者まで挑戦できるレシピです。
又、ルーを使ったカレーと比較して、カロリーが低く、低糖質で、胃もたれもしません。
私tanuは、インド人に直接教えてもらった経験があるのです。
多少、現代の日本の食卓に合うようにアレンジを加えています。
ぜひチャレンジしてみてください。
【この記事を書いた人】
tanu(たぬ)
現役の管理栄養士。30年以上現場の栄養士として働き、知り得た情報や知識を分かりやすく発信するサイトの管理人。
社員食堂(総食数3000食/日)、総合病院、仕出し弁当、スーパー総菜、障がい者通所施設、セントラルキッチン等経験し、2008年より特別養護老人ホームで就労中。
管理栄養士名簿登録年月;平成8年11月(管理栄養士名簿登録番号 7****号)
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スパイスカレーの材料(4人分)
【材料】
- とり肉 1.5枚(500g)
- 玉ねぎ 3個(600g)
- にんにく 1片
【調味料】
- 顆粒コンソメ 12g
- 塩 4g
- SBカレー粉 8g
- クミンシード 2g
- ターメリック 2g
- コショウ 適量
- チリパウダー 適量
- ガラムマサラ 適量
- トマトケチャップ 25g
- サラダ油 45g
スパイスの詳しい説明はレシピのあとに記載しています
スパイスカレーの下準備
①とり肉は3~4㎝くらいの角切り
②玉ねぎはみじん切りにする
準備はたったこれだけです。この先も難しくありませんよ。
スパイスカレーの作り方
①中火にかけた鍋にサラダ油とクミンシードを入れ熱し、香りを出します。
②みじん切りのニンニクも入れて香りを出します。
③みじん切りの玉ねぎをすべて入れ、玉ねぎの色が変わるまで炒めます。
④炒めた玉ねぎにとり肉を入れます。
⑤とり肉の表面が焼けたらカレー粉、ターメリックを入れ、更に炒めます。(とり肉は、最後に水を加えて煮込むので、表面の色が変わる程度の加熱で大丈夫です。)
⑥入れたスパイスをしっかり炒めたら水を350㏄入れます。(もっとこだわりたい方はこちら)
⑦沸騰したら顆粒コンソメ、塩、トマトケチャップを入れます。
⑧10分程度煮込んだら出来上がりです。
出来立てはフレッシュなカレーライスです。一晩置くと、コクが増してきます。
スパイスカレーのカロリー
スパイスカレーのカロリーはどれくらい?いつものカレーとの比較
今回のスパイスカレーのカロリーは、1人前130kcalでした。
一方、ルーで作るカレーの1人前は、おおよそ161kcalです。
1食あたり約30kcal少ない結果になりました。
サラダ油はルーを使ったカレーより多く使用しましたが、カレールーに含まれる牛脂やラードが入っていない分あっさり食べられます。
又、栄養価を比較するとわかるように、スパイスカレーは低糖質でもあります。
インド人から教わったサラダ油の量は倍近くありました。コクは落ちますがカロリー抑えめにするためにサラダ油を減らしてみました。
トマトケチャップではなく、生のトマトを1個角切りにして入れて作ってもgoodです。
カレーライスの栄養
カレーライスの栄養についてはこちらの記事をご覧ください。
スパイスについて
スパイスはスーパーで購入できますが、スパイスにもこだわりたい方はこちらでも購入できます。
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もっとこだわるなら『野菜だし』を使う
水の代わりにあらかじめ作っておいた『野菜だし』を入れましょう。
【作り方】
①鍋にお湯を沸かします
②キャベツ、ニンジン、玉ねぎなどの野菜を入れ、中火で煮込みます。(この野菜はニンジンのヘタや皮、キャベツの外葉、玉ねぎのヘタや皮、など野菜くずでもOKです。野菜の種類が多いほど深みがある野菜だしが作れます)
③30分ほど煮込んだらクッキングペーパーでこします。
こちらで出来たスープを水の代わりに使いましょう。(スパイスカレーの作り方⑥)
水の量、野菜の量の計量は必要ありません。残った野菜だしは味噌汁、炊き込みご飯、鍋のだしなどでも使えます。冷蔵庫で保管し、2~3日中に使い切りましょう。
まとめ
いかがでしたか?
1、スパイスカレーの調理工程は簡素である
2、スパイスカレーは植物性油脂だけで作るので胃もたれがしない
3、スパイスカレーはルーを使ったカレーと比較しカロリーは控えめ
4、スパイスカレーは低糖質
ということが分かっていただけたのではないでしょうか。
時間が取れる休日は、手の込んだスパイスカレーを作ってみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。
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